BtoBのCTA設計|検討段階ごとのオファーとページ別の置き方

記事は読まれているのに問い合わせが来ない。ボタンの色を変え、文言を「今すぐ相談」から「無料で相談する」に変えても数字が動かない。BtoBサイトのCTA改善でよく起きるのは、見た目を何度直しても成果が変わらない状態です。

BtoBのCTAで最初に決めるべきは、ボタンの見た目ではなく「そのページの読者に何を差し出すか」です。検討の初期にいる読者に問い合わせしか用意していなければ、どれだけ目立たせても押されません。差し出すものが合っていれば、ボタンが地味でも押されます。

ボタンの色や文言を何度直しても問い合わせが増えないときは、そのページの読者が検討のどの段階にいて、その読者に何を差し出しているかを見直す番です。差し出すものが読者に合っていなければ、CTAを増やしても押される数は変わりません。

CTAの成果は「何を差し出すか」でほぼ決まる

CTAは押してもらうための装飾ではなく、読者に次の一歩として何かを差し出す約束です。約束の中身が読者の状態と合っていなければ、デザインでは取り返せません。

CTA(Call To Action)は、ページを読んだ人に具体的な行動を促すボタンやバナー、テキストリンクのことです。BtoBサイトでは「お問い合わせ」「資料ダウンロード」「無料相談」「デモ申込」などが代表的です。

CTAの改善というと、色・大きさ・文言の語尾といった見た目の話になりがちです。しかしBtoBで数字を大きく動かすのは、ボタンの先で何を受け取れるか、つまりオファーのほうです。問い合わせしか用意していないサイトで、課題を調べ始めたばかりの読者にボタンを目立たせても、その人はまだ誰かに相談する段階にいません。押されないのはボタンのせいではなく、差し出しているものが早すぎるからです。たとえばマーケ担当が月次で記事別の数字を見て、閲覧は多いのにボタンのクリックがほぼない記事があれば、疑うのは色より差し出しているものです。

実務でCTAを見直すときは、次の順番で決めます。

  1. そのページに来る読者が、検討のどの段階にいるか
  2. その段階の読者が受け取りたいものは何か(オファー)
  3. 受け取った後に、自社の誰が何をするか
  4. ページのどこに、どんな文言で置くか
  5. 何をもって成果が出たと判断するか

見た目の調整は4番目の中のごく一部にすぎません。1〜3が決まっていない状態で4を直しても、改善の手応えは得られません。

検討段階ごとにオファーを変える|問い合わせ一択にしない

オファーは検討段階に合わせて3〜4種類を用意し、それぞれに「受け取った後の担当」を決めます。担当のいないオファーは、増やしても商談になりません。

BtoBの買い手は、課題に気づいてから発注を決めるまでにいくつかの段階を通ります。段階ごとに欲しいものが違うため、1種類のオファーで全員を受け止めることはできません。

検討段階ごとに差し出すものを変える ① 課題を言語化している 差し出す:チェックリスト・解説資料 受け手:メールで関係を続ける ② 解決手段を比べている 差し出す:事例集・比較の判断表 受け手:メール+反応を見て架電 ③ 自社に当てはめている 差し出す:個別相談・診断・デモ 受け手:営業が当日中に連絡 ④ 社内で稟議を通そうとしている 差し出す:見積依頼・稟議用の資料 受け手:担当営業が直接対応 どの段も「受け取った後の担当」を決めてから置く
図1:検討段階ごとのオファーと、受け取った後の担当

段階①の読者に個別相談を勧めても押されません。一方で段階③の読者に解説資料しか用意していなければ、話を聞きたい人に遠回りをさせることになります。問い合わせ一択のサイトは、段階③と④の読者しか受け止められない構造になっています。

オファーを作る前に「受け取った後」を決める

オファーを増やすとき、多くの会社が資料の中身から考え始めます。先に決めるべきは、そのオファーを受け取った人に誰が何をするかです。資料をダウンロードした人に翌日営業が電話をかけるのか、メールで数週間関係を続けるのか。これが決まらないまま資料を置くと、ダウンロードは増えても誰も追わず、リストが積み上がるだけになります。

段階③以降のオファーは、営業が当日中に動ける体制がある前提で置いてください。相談の申込から連絡までに数日空くと、相手の温度は目に見えて下がります。オファーを置く前に、問い合わせ対応の初動として、誰が何時間以内に連絡するかを営業と決めておきます。

オファーは3〜4種類までに絞る

段階ごとに細かくオファーを作り込むと、1ページに並ぶ選択肢が増え、読者は選べなくなります。作る側も、資料の更新やフォローの運用が回らなくなります。実務では「軽い資料」「事例または比較の材料」「個別相談」の3種類から始め、見積依頼は料金ページやサービスページに限定して置く形で十分に機能します。

段階②向けの軽い資料が手元になければ、ホワイトペーパーの作り方に沿って、よく読まれている記事のテーマから1本企画します。事例を段階②のオファーにする場合は、導入事例の作り方で匿名事例の扱いまで確認してください。

オファーの数を増やす前に、既存のオファーごとに受け取った後の担当と連絡のタイミングが決まっているかを確認してください。決まっていないオファーは、増やすほど営業の信頼を失います。

オファーの種類は、どの検討段階にどの素材を作るかと合わせて決めます。段階ごとに作るものと商談への接続を先に整理しておくと、オファーの受け皿が足りない段階が分かります。

ページの役割ごとにCTAの置き方を変える

同じサイトの中でも、記事・サービスページ・事例・料金ページでは読者が来た理由が違います。全ページに同じボタンを置くのをやめ、ページごとに主役のCTAを1つ決めます。

サイト全体で共通のヘッダーボタンやフッターのバナーを置くのは構いません。ただしそれとは別に、各ページの本文の中で差し出すものはページの役割に合わせて変えます。

ページ読者が来た理由主役のCTA添えるCTA
解説記事課題ややり方を調べているテーマに対応した資料関連する事例、個別相談(本文中)
サービスページ自社に合うかを確かめたい個別相談・デモサービス紹介資料
導入事例似た会社で成果が出たかを見たい同じ課題についての相談他の事例、事例集
料金ページ社内で説明できる金額を知りたい見積依頼料金の考え方を含む資料

解説記事:テーマに対応した資料を主役にする

検索から記事に来た読者の多くは、段階①か②にいます。この読者に対する主役のCTAは、記事のテーマをそのまま一段深めた資料です。記事が「効果測定の手順」なら計測項目のチェックリスト、「費用相場」なら見積の比較表、といった具合に、読み終えた直後に欲しくなるものを差し出します。

サイト共通の総合資料をすべての記事に置くより、テーマに対応した資料を置いたほうが押されます。全記事に対応資料を作るのは現実的ではないため、記事をテーマでいくつかの群(例:5〜6群)に分け、群ごとに1本の資料を割り当てるのが落とし所です。新しく記事を書くときは、SEO記事の構成を決める段階で、どの群の資料を出口にするかも決めておきます。

サービスページ:相談を主役にし、資料を逃げ道にする

サービスページに来た読者は段階③に近く、主役は個別相談やデモです。ただし全員が今すぐ話したいわけではありません。社内に持ち帰って検討したい人のために、サービス紹介資料を添えるCTAとして並べておきます。相談しか選択肢がないと、持ち帰りたい人は何も受け取らずに離脱します。

このとき2つのボタンを同じ強さで並べないでください。主役の相談は塗りのボタン、資料は枠線だけのボタンやテキストリンクにして、どちらを勧めているかを見た目で示します。

導入事例:事例と同じ課題で相談を受ける

事例を読み終えた読者は「うちも同じ状況だ」と感じたところです。ここで汎用の問い合わせボタンを置くより、「同じように◯◯で困っている場合のご相談」と事例の課題を引き取った文言にすると、相談の中身も具体的になります。自社に近くないと感じた読者のために、業種や規模の近い別の事例へのリンクも添えます。

料金ページ:見積依頼を主役にする

料金ページの読者は段階④、つまり社内で説明する材料を集めています。主役は見積依頼です。加えて、上長に転送しやすい料金の考え方をまとめた資料があると、社内共有の段階で止まりにくくなります。料金をどこまで公開するかを決めていなければ、CTAより先にBtoBの料金ページの構成から見直します。

記事ごとの役割は、その記事がどの検討段階の検索語に答えるかで決まります。検討段階ごとのキーワードと答えるページの型を先に決めておくと、CTAのオファーも選びやすくなります。

配置の決め方|読者が「次を知りたくなった場所」に置く

CTAは目立つ場所ではなく、読者の疑問が一段落した直後に置きます。置く場所の数より、そこで差し出すものが文脈に合っているかでクリック数が変わります。

記事ページで検討する配置は、主に次の5か所です。

配置向いているもの判断
リード文の直後記事全体をまとめた資料読者が要点だけ欲しい記事に限って置く
H2セクションの末尾そのセクションに対応した資料や相談最も文脈が合う。1記事1〜3か所
本文の最後記事テーマの主役オファー必ず置く。読了者はここで判断する
サイドバー・追従バナーサイト共通の資料や相談補助。本文中のCTAの代わりにはならない
ポップアップほぼなしBtoBの記事では原則使わない

文脈が合いやすく押されやすいのは、H2セクションの末尾に置く文脈つきのCTAです。判断軸を読み終えた直後なら「自社の場合にどちらが合うか相談する」、手順を読み終えた直後なら「この手順のチェックリストを受け取る」というように、直前の内容を引き取れるからです。どのセクションに置いても同じ文言になるなら、それは文脈に紐づいていない証拠です。

本数は1記事あたり本文中で1〜3か所、加えて本文の最後に1つが目安です。すべてのH2の末尾に置くと、読者は広告を読まされている感覚になり、かえって押されなくなります。

ページの最下部にしかボタンがない場合、最後まで読んだ人しか到達しません。長い記事では中盤にも1か所置いてください。ボタンは押されるのに送信が少ないなら、同じページ内で開くか別ページに遷移するかも含めて、問い合わせフォームの側を見直します。

ポップアップを使わない理由

記事を読み始めた直後に画面を覆うポップアップは、BtoBの解説記事では逆効果になりやすい施策です。読者は課題を調べに来ているのであって、資料を受け取りに来たわけではありません。読む行為を中断させられると、記事そのものの信頼が下がります。離脱時に出す形であっても、本文中のCTAを整える前に手を付ける施策ではありません。

文言の決め方|受け取るものと、その後に起きることを書く

ボタンの文言は、押すと何が手に入り、その後に何が起きるかが分かる形にします。行動を促す言葉を強めるより、押した後の不安を減らすほうが押されます。

BtoBの読者がボタンを押すのをためらう理由は、多くの場合「押したら営業電話がかかってくるのではないか」「何が送られてくるのか分からない」という不安です。煽る文言はこの不安を強めます。

よくある文言書き換え例変えたこと
お問い合わせ自社の場合の進め方を相談する相談の中身を具体化した
資料ダウンロード計測項目のチェックリストを受け取る受け取るものを名指しした
今すぐ無料相談30分のオンライン相談を予約する時間と形式を明示した
詳しくはこちら同じ課題の導入事例を読むリンク先の中身を書いた

ボタンの文言だけで伝えきれない情報は、ボタンのすぐ近くに一文で添えます。「資料の送付後、営業からお電話することはありません」「相談は30分、提案の義務はありません」といった一文です。ただし書いた内容は必ず守ってください。電話しないと書いておいて電話をかければ、次からそのサイトの約束は信用されません。

バナー型のCTAでは、見出しに「誰の何が解決するか」を、本文に「受け取るものの中身」を書きます。資料の表紙画像を添えると、受け取るものが具体的に想像できます。飾りのためのイラストや抽象的なキャッチコピーは、何がもらえるのかを分かりにくくするだけです。

CTAはクリックではなく、その先の商談で評価する

CTAの良し悪しはクリック率では決まりません。CTAごとに、その先で商談がいくつ生まれたかまで追える状態を先に作ります。

クリック率だけでCTAを評価すると、軽いオファーが必ず勝ちます。無料で手に入る資料は、個別相談より押されるのが当然だからです。その結果、サイト中のCTAが資料ダウンロードに寄り、ダウンロード数は増えたのに商談が増えない、という状態に陥ります。

見るべきはCTAごとの次の流れです。

  1. 表示された回数とクリック数
  2. フォームの送信数
  3. そのうち営業が接触できた数
  4. 商談になった数
  5. 受注になった数

クリック率は1と2の間の問題を見つけるための数字であって、評価の主語ではありません。CTAの評価の主語は4の商談数です。たとえばダウンロードが月30件あっても商談が0件の資料と、送信が月3件でも2件が商談になる相談では、後者のほうが価値のあるCTAです。

CTAごとに識別できる状態を作る

CTA別に商談を追うには、送信されたリードがどのCTAから来たかを記録しておく必要があります。仕組みは難しくありません。

CTA別に商談まで追う仕組み 1. CTAごとに名前を決める ページ種別・位置・オファーで命名 一覧表にして管理する 2. 送信時にその名前を残す オファーごとにフォームを分けるか 隠し項目で名前を受け渡す 3. CRMのリードに記録する 最初の送信元と直近の送信元を 別の項目として持つ 4. 商談・受注と突き合わせる 四半期ごとにCTA別の商談数を出す クリック率は原因探しにだけ使う サイト内のボタンにUTMは付けない
図2:CTAの名前をフォーム送信から商談まで持ち運ぶ

最も簡単なのは、オファーごとにフォームを分けることです。資料Aのフォーム、資料Bのフォーム、相談のフォームと分けておけば、どのオファーから来たかは送信先で分かります。同じオファーを複数の位置に置いていて位置別にも見たい場合は、フォームの隠し項目でCTAの名前を受け渡します。

注意したいのは、サイト内のボタンのリンクにUTMパラメータを付けないことです。UTMは外部からの流入元を識別するためのパラメータです。サイト内のリンクに付けると、流入元の集計にサイト内の告知が混ざり、検索や広告から来たという本来の流入元と区別しにくくなります。広告やメールに付けるUTMは、UTMパラメータの設計ルールに沿って命名をそろえ、サイト内のリンクには付けない運用を社内で共有します。

リードが2回目以降にフォームを送信したとき、送信元の記録が上書きされる設定になっていると、最初に接点を作ったCTAが分からなくなります。最初の送信元と直近の送信元は別の項目で持ってください。

商談まで追える状態ができていない場合は、CTAを直す前に計測の接続を済ませるほうが順序として正しくなります。何を商談として数えるかは、リードの質の評価指標をたたき台にして営業と合意します。

自社のCTAがどのオファーで商談を生んでいるか分からない段階であれば、計測の接続から一緒に整理できます。現状のCTAと商談の状況をもとに相談する

HubSpotのフォームを使っているなら、非表示フィールドでオファー名を渡す設定にしておくと、同じフォームでもどのCTAから送信されたかを分けられます。

少ない母数で改善を判断する

月の送信が数件から数十件のBtoBサイトでは、CTAの細部の差は測れません。検証する対象をオファーの入れ替えに絞り、件数より中身で判断します。

ボタンの色や語尾を変えて差を確かめようとしても、月に数件しか送信がない環境では、差は偶然の揺れに埋もれます。1件の大型案件の有無で数字が倍にも半分にも見えるため、細部の比較からは何も決められません。母数が少ないなりの判断の仕方があります。

検証するのはオファーの入れ替えだけにする

母数が少ない環境で見えるのは大きな差だけです。大きな差を生むのは、見た目の調整ではなくオファーそのものの変更です。総合資料からテーマ別のチェックリストに替える、問い合わせから30分相談に替える。このくらい中身の違う変更であれば、少ない件数でも反応の違いが見えます。色や文言の細部は、検証せずに制作側の判断で決めて構いません。

変更の記録を残し、条件をそろえて前後で比べる

同時に2案を出し分ける比較が成立しないなら、変更の前と後を期間で比べます。そのために、いつ、どのページの、どのCTAを、何から何に変えたかを1行ずつ記録しておきます。比べる期間に広告出稿量の大きな変動や展示会、ウェビナーといった別の山が挟まっていないかも確認してください。挟まっていれば、その期間の差はCTAの効果として読めません。

件数ではなく、送信してきた人の中身を見る

月に10件に満たない規模では、数字より中身のほうが判断材料になります。変更から1か月たった時点で、変更後に送信してきたリードを営業と一緒に見て、「会いたい相手が来ているか」を確かめます。件数が同じでも、会いたい相手の割合が増えていれば、そのオファーは前より機能しています。

観測した状況判断
表示は多いがクリックがほぼないオファーが読者の段階に合っていない。オファーを替える
クリックはあるが送信がないボタンの約束とフォームの中身がずれている。フォーム側を確認する
送信はあるが商談にならないオファーが軽すぎるか、受け取った後のフォローがない
送信は少ないが商談になる主役のCTAとして残す。置く場所を増やす候補にする
一定期間、送信がまったくないそのCTAは外し、ページの主役のCTAに寄せる

最後の行の「外す」判断は、意外と行われません。作った資料には愛着があり、置いておいても害はないと考えがちです。しかし押されないCTAが並んでいると、主役のCTAが埋もれます。四半期に一度、CTAの一覧を見直し、送信のないものは外してください。

統計的な判断をどこまで求めるか、どの指標で足切りし、どの指標で最終判断するかを決めるときは、広告クリエイティブのABテストで母数が小さいときに使う判断の順番をそのまま当てはめます。

やらない判断|CTAを増やす前に止まるべき場合

受け取った後に追う人がいない、ページが読まれていない、フォームで離脱している、サイトの構造で迷わせている。このどれかに当てはまるなら、CTAを増やす前に原因のほうを直します。

次のいずれかに当てはまる場合は、CTAの追加や作り込みを後回しにしてください。

  • 受け取った後に追う人がいない。資料を増やしても、フォローが回らなければリストが積み上がるだけです
  • そもそもページが読まれていない。月の閲覧が数十件のページでCTAを磨いても、判断できる反応は返ってきません。先に流入を作ります
  • フォームで離脱している。クリックはあるのに送信がないなら、ボタンではなくフォーム側の問題です
  • サイトの構造で迷わせている。何の会社か伝わらない、サービスページにたどり着けないといった問題は、ページ単位のCTAでは解決しません

最後の構造の問題に当てはまる場合は、CTAではなくサイト全体の導線から見直す必要があります。作り直すかどうかは、BtoBサイトリニューアルの進め方に沿って、主要ページの役割を書き出してから判断します。

また、商談の数より先にリードの数を追う必要がある事業、たとえば営業の人数に対して接触できる相手が足りていない状態では、軽いオファーを増やす判断にも合理性があります。その場合でも、受け取った後に誰がどう追うかを決めてから置く点は変わりません。

どこから手を付けるべきか判断がつかない場合は、ページ別の流入と送信、商談の状況をもとに優先順位を一緒に決められます。自社サイトのCTAの優先順位を相談する

まとめ

BtoBのCTA設計で決めることは次のとおりです。

  • CTAの成果は見た目ではなく、何を差し出すかでほぼ決まる
  • オファーは検討段階に合わせて3〜4種類。問い合わせ一択にしない
  • どのオファーも、受け取った後に誰が何をするかを決めてから置く
  • 記事・サービスページ・事例・料金ページで、主役のCTAを変える
  • 配置はセクション末尾の文脈つきを基本にする。ポップアップは使わない
  • 文言は受け取るものと、その後に起きることを書く
  • 評価の主語はクリック率ではなく、CTA別の商談数
  • 母数が少ないなら検証はオファーの入れ替えに絞り、件数より中身で判断する

CTAの見直しは、ボタンを直す作業ではなく、読者の段階と自社のフォロー体制をつなぐ作業です。差し出すものと受け取った後の動きが決まれば、ボタンの見た目は後から整えれば足ります。

無料相談

押されるボタンより、商談を生むオファーを一緒に設計しませんか

Ampelは外部CMOとして、ページごとのオファーの設計、CTA別に商談まで追う計測の接続、受け取った後のフォローの決め方までを実務で伴走します。現在のサイトの流入と問い合わせの状況をお聞かせいただければ、どのページのCTAから手を付けるべきかをお伝えします。

よくある質問

CTAは1ページに何個置くのが適切ですか
記事ページなら、本文中に1〜3か所と本文の最後に1つが目安です。数より、ページごとに主役のCTAを1つ決めることを先にしてください。すべてのセクションの末尾に置くと広告のように見え、かえって押されなくなります。
CTAボタンの色は何色がよいですか
サイトの中で主役のボタンとして一貫して使っている色であれば、何色でも構いません。BtoBの母数では色の違いによる差はほとんど測れません。色よりも、主役のボタンと添えるボタンの強弱が見た目で区別できているかを確認してください。
資料ダウンロードと問い合わせは、どちらを優先すべきですか
ページの役割で変わります。解説記事では資料、サービスページや事例では相談を主役にします。どちらか一方に寄せると、資料だけなら商談が増えず、問い合わせだけなら検討初期の読者を取りこぼします。判断は、それぞれのCTAから生まれた商談数で行ってください。
CTAの改善で最初に手を付けるべきことは何ですか
CTAごとに、送信したリードがどのオファーから来たかを記録できる状態を作ることです。これがないと、どのCTAが商談を生んでいるか分からず、クリック率だけで判断することになります。記録ができたら、閲覧の多いページから順にオファーが読者の段階に合っているかを見直します。
記事の冒頭にCTAを置いてもよいですか
記事の要点をまとめた資料があり、要点だけ欲しい読者が多い記事であれば置いて構いません。ただし冒頭のCTAは読む前の読者に向けたものなので、本文を読み終えた読者向けのCTAの代わりにはなりません。本文の最後のCTAは必ず置いてください。

BtoBマーケティングの戦略設計から施策実行、運用定着までを一気通貫で支援します。