HubSpot認定資格とは|HubSpotアカデミーの種類・取り方と有効期限、運用担当の育成と外注先選びでの見方

HubSpotの認定資格は、試験に落ちても12時間後に受け直せて、受験回数に上限がありません。受講料も試験料もかからないため、資格を持っていることは、その人が一度は試験範囲の知識を確かめたことの証明にはなりますが、自社のHubSpotを設計して運用できることの証明にはなりません。採用や外注先選びで「HubSpot認定資格あり」の一行を読むときも、社内の担当者に受けさせるときも、この差を前提にしないと、資格の数と実務の力が食い違います。

HubSpot認定資格は、担当者が共通の用語と機能の全体像を身につける教材として使い、実務の力は自社のポータルで作った設定と、その設定にした理由を説明できるかで確かめます。社内の育成では受ける順番を担当業務から決め、外注先選びでは資格の有無を足切りにとどめて、実装経験を質問で確かめます。

HubSpotを入れたばかりで運用担当を社内で育てたい、あるいは運用を任せる外注先を探しているなら、資格をどこまで重く見るかは、担当者がこれから触る機能の範囲と、自社の設定を誰が決めているかが分かれ目です。日々の操作が決まった手順の入力だけで済む担当者には、資格を取らせないという選択もあります。

HubSpot認定資格とは、HubSpotアカデミーの試験に合格した個人に出る無料の認定

HubSpot認定資格とは、HubSpotが運営する学習サイト「HubSpotアカデミー」で認定コースを受講し、試験に合格した個人に発行される無料の認定です。示せるのは試験範囲の知識で、会社に対して与えられるパートナーのアクレディテーションとは別のものです。

HubSpotアカデミーには、数十分で終わるレッスン、数時間のコース、試験つきの認定コースが並んでいます。日本語版(academy.hubspot.jp)もあり、日本語で受けられる認定コースが用意されています。認定コースのレッスンを終え、資格によっては実践演習を提出し、試験に合格すると、認定証とデジタルバッジが発行されます。受講はHubSpotのアカウントでログインして行います。

「HubSpotの資格」と一口に言っても、個人が取るものと会社が取るものが混ざって語られることがあります。外注先の提案書や採用の応募書類を読むときは、次のどれを指しているのかを先に分けます。

種類対象取り方示すもの
レッスン・コース個人動画と小テストで学ぶ。試験のないものもある学習した記録
認定資格個人認定コースの受講と試験の合格。資格によって実践演習も必要試験範囲の知識
Solutions Partner向けの認定資格パートナー企業に所属する個人パートナー向けの認定コースパートナー制度の知識。パートナーでないアカウントには移せない
アクレディテーションPlatinum以上のSolutions Partner企業前提となる認定資格、事例とプロジェクト資料の提出、審査会社としての実装の実績と体制

アクレディテーションは、データ移行、CRM実装、ソリューション設計、Service Hub実装、オンボーディング、カスタム連携の6つの領域で設けられています(2026年9月時点のHubSpot公式ページ)。パートナー企業のティアやアクレディテーションは会社の評価で、個人の認定資格とは審査の中身が違います。外注先の会社を評価するときはHubSpotパートナーのティアの見方で会社を、この記事の後半の質問で担当者を、と分けて確かめます。

認定資格が示すことと示さないこと

認定コースの試験は、HubSpotの機能の使い方と、その背景にある考え方を答えの決まった問題で確かめる形式です。たとえばHubSpotセールスソフトウェア認定コースは、6件のレッスン、60問の試験、5件の実践演習で構成されています(2026年9月時点)。機能の場所と標準的な使い方を知っているかは、この形式で確かめられます。

一方で、HubSpotを運用していて迷うのは、答えが会社ごとに違う判断です。ライフサイクルステージをどの出来事で進めるか、どのプロパティを作らないでおくか、誰にエクスポートの権限を渡すか、といった設定は、自社の営業の進め方と社内の役割で決まり、試験の問題にはしにくい種類の判断です。資格を持っていても、この判断の経験があるかどうかは別に確かめる必要があります。

日本語で受けられる主な認定資格と、担当業務からの選び方(2026年9月時点)

日本語版のHubSpotアカデミーに載っている認定コースは、マーケティングや営業の考え方を学ぶものと、HubSpotの操作を学ぶソフトウェア系のものに分かれます。担当する業務とハブに合うものを1つ選び、一覧の資格を全部取ろうとはしません。

2026年9月時点で、日本語版の認定資格一覧とコースページで確認できた主な認定コースは次のとおりです。所要時間はHubSpotアカデミーの表示で、動画と演習の目安です。

認定コース系統所要時間の表示受けるとよい人
インバウンド認定コース考え方3時間マーケ・営業・カスタマーサポートで共通の用語をそろえたい人
HubSpotマーケティングソフトウェア認定コース操作5時間Marketing Hubの運用担当
HubSpotセールスソフトウェア認定コース操作1時間43分Sales Hubの管理者、営業マネージャー
インバウンドセールス認定コース考え方約4時間営業、インサイドセールス
デジタルマーケティング認定コース考え方5時間マーケティングの仕事を始めたばかりの人
ソーシャルメディアマーケティング認定コース考え方6時間SNSの運用担当
AEO(回答エンジン最適化)認定コース考え方2時間AI検索での自社の出方を担当する人
HubSpot AEO機能実践認定コース操作3時間HubSpotのAEO機能を使う担当

ソフトウェア系の認定コースは、そのハブを契約して使っている人を想定して作られています。HubSpotセールスソフトウェア認定コースは、対象をSales Hub ProfessionalとEnterpriseの利用者と書いています。自社が契約していないハブやプランの資格を受けると、レッスンで見た機能を自社のポータルで試せないまま試験だけを終えることになります。AEOの2つの資格を受けるなら、HubSpot AEOで追う質問の選び方と指標の読み方と並べて、自社で追う質問をあらかじめ決めておくと、演習の内容を自社の設定に移しやすくなります。

英語版にしかない資格もあり、一覧は時期で入れ替わる

英語版のHubSpotアカデミーの認定資格一覧には、コンテンツマーケティング、デジタル広告、Service Hubソフトウェア、Revenue Operationsなども載っています。英語版の一覧は英語・スペイン語・ドイツ語・日本語・フランス語・ポルトガル語の6言語での提供をうたっていますが、日本語版と英語版で並ぶ資格は同じではありません。受けたい資格が日本語で受けられるかは、コースページの言語表示で確かめます。

資格の一覧は新しい機能に合わせて追加や改訂があります。社内の育成計画に資格名を書き込むときは、計画を作る時点で一覧を開き直し、資格名と所要時間を写し直します。

取り方と試験のルール、費用と有効期限

HubSpot認定資格は無料で、HubSpotのアカウントでログインして認定コースに登録し、レッスン、実践演習、試験の順に進めます。有効期限は製品・ソフトウェア系が13か月、それ以外が25か月で(2026年9月時点)、更新すると再取得した日から期限を数え直します。

取得までの流れは次の5段階です。

  1. HubSpotのアカウントでHubSpotアカデミーにログインする。会社のメールアドレスで取るか、個人のアドレスで取るかをここで決める
  2. 認定コースに登録し、レッスンの動画と小テストを進める
  3. 実践演習がある資格は、演習を提出する
  4. 試験を受ける
  5. 合格したら、アカデミーの自分の学習ページで認定証とバッジを確認する

試験と有効期限のルールは、HubSpotアカデミーの認定資格サポートページとHubSpotのナレッジベースで、2026年9月時点に次のように案内されています。

項目2026年9月時点の案内
費用受講も試験も無料
制限時間3時間。設問の最初のページを表示した時点でタイマーが始まる
途中で離れた場合3時間以内に戻って終えないと不合格になる
不合格のとき12時間後に再受験できる。回数の上限はなく、表示されるのは最新のスコア
結果の通知正答・誤答の内訳がメールで届く。試験の解答は配布されない
実践演習資格によって必要。自動採点のものと手動採点のものがあり、手動採点は5〜7営業日かかることがある
有効期限資格によって13か月または25か月。例としてインバウンドマーケティングは25か月、HubSpotマーケティングソフトウェアは13か月
更新再取得した日から新しい期限が始まる。元の失効日からは数えない
共有LinkedInのプロフィールへの追加、ウェブサイトへの埋め込み、メール署名、印刷用の認定証
名義メールアドレスに結びつく。両方のアドレスにアクセスできれば、別のアドレスへ移せる

実践演習のある資格は、手動採点に5〜7営業日かかることがあります。評価面談や提案の締め切りに合わせて取らせる場合は、試験の日ではなく演習を提出する日から逆算して予定を組みます。

試験の前に、自社のポータルで同じ画面を開いておく

認定コースのレッスンは、HubSpotのデモ用の画面で操作を見せる形です。レッスンを見るときに自社のポータルの同じ設定画面を並べて開いておくと、自社のプランで表示されない項目や、すでに誰かが作った設定に気づけます。ソフトウェア系の資格の実践演習は、どのポータルで行ってもよいと案内されているため、本番のデータに触れたくない場合はテスト用のポータルを使います。

試験の解答を載せた外部のサイトも出回っており、HubSpotは解答を配布していません。社内で受けさせるときは合格そのものより、誤答の内訳メールに出た分野を、担当者が自社の運用で理解が浅い分野として扱います。

社内の運用担当を育てるなら、資格は学ぶ順番の目印にし、実務は自社のポータルで確かめる

社内の育成は、担当業務に合う資格を受けさせ、レッスンで見た設定を自社のポータルで再現させ、その設定にした理由を上司か外部の支援者がレビューする、の3段階で組みます。資格の合格は1段階目の終わりで、運用を任せるかどうかは3段階目で判断します。

資格は育成の1段階目にあたる 1 学ぶ 認定コースのレッスン 実践演習と試験 合格すると資格が出る 試験で 確かめる 2 自社で再現する レッスンで見た設定を 自社のポータルで1つ作る テスト用のデータで試す 設定の記録で 確かめる 3 理由を説明する なぜその設定にしたか 何を作らなかったか 上司や支援者がレビュー 判断の説明で 確かめる 運用を任せるかは3の段階で決める 資格の合格は1の終わりにあたる
図1:HubSpotの運用担当を育てる3段階と、各段階の確かめ方

受ける順番は担当業務から決める

毎日HubSpotの設定を触る担当者には、担当するハブのソフトウェア系の資格を先に受けさせます。考え方の資格から入ると、用語は分かっても、自社のポータルのどこを触ればよいかが分からないまま日々の作業が続くためです。反対に、営業からマーケティングに移ったばかりの人は、リードやナーチャリングといった用語から入らないとレッスンの説明が頭に入らないため、考え方の資格を先にします。担当業務ごとの順番の例は次のとおりです。

担当者1つ目2つ目後回しでよいもの
一人でマーケティングを担当し、Marketing Hubを使うHubSpotマーケティングソフトウェアインバウンドSNSを運用していなければソーシャルメディアマーケティング
営業マネージャー、Sales Hubの管理者HubSpotセールスソフトウェアインバウンドセールスマーケティング系の資格
営業からマーケティングに異動した人インバウンドHubSpotマーケティングソフトウェアデジタルマーケティング
経営者、部門長資格は取らず、インバウンドのレッスンを必要な章だけ見るなしソフトウェア系の資格

異動した人は、資格と並行して営業の経験をどこに使えるかを整理しておくと、受講の目的がはっきりします。営業出身者が最初の数か月で覚えることと後回しにしてよいことは、営業からマーケティングに移った人の最初の90日の区分けがそのまま使えます。

資格と実務の差は、自社の事情で決める設定に出る

認定コースで学ぶのは、機能の標準的な使い方です。たとえば資格を取ったばかりの担当者が、レッスンで見たとおりにフォームを作るたびに新しいプロパティを足していくと、半年後には似た名前のプロパティが並び、どれを見ればよいかを営業が判断できなくなります。どのプロパティを作り、どれを作らないかは、プロパティの作成基準と棚卸しのルールのような自社の決めごとがないと判断できません。

同じように、ライフサイクルステージをどの出来事で進めるかはMQLの定義と営業への引き渡しの組み方で、誰にどこまでの操作を許すかは役割別の権限設計で、それぞれ社内の営業や情報管理の担当者と決めることです。担当者を育てる側は、資格の合格を確認したら、これらの決めごとのうち担当者が次に触るものを1つ渡し、決めごとに沿って設定させます。

社内研修は、受講と自社での設定とレビューを1週間で1回まわす

社内研修は、週に1回の定例に組み込むと続きます。担当者はその週に受講したレッスンの範囲から、自社のポータルで同じ設定を1つ作り、次の定例で、作った設定、そうした理由、作らなかったものを5分ほどで説明します。聞く側は操作の正しさより、理由が自社の決めごとに沿っているかを確かめます。本番のデータに触れる設定は、テスト用のリストやコンタクトで動きを確かめてから反映します。

定例で説明した内容は、設定の名前と理由を1行ずつ記録に残します。担当者が異動や退職をしたときに、後任が同じ資格を取り直しても、この会社でなぜその設定になっているかは分からないためです。記録の残し方は、手順書ではなく判断の記録を平時に溜める引き継ぎの形に合わせます。複数の担当者を同時に育てる場合は、同じ資格を同じ週に受けさせ、定例では試験の答え合わせではなく、自社の設定への当てはめ方の違いを話し合います。

資格は担当者が次に触る機能の範囲に合わせて1つずつ受けさせ、合格した週のうちに自社のポータルで同じ設定を1つ作らせます。学んだ内容が設定と記録の形で残り、運用を任せる判断の材料になります。

資格を取らせないほうがよい場面

決まった手順で商談や活動を入力するだけの営業担当に、全員そろって資格を取らせる必要はありません。入力する項目とタイミングを決めて説明するほうが、受講にかかる数時間よりも短く済み、入力も定着します。契約していないハブのソフトウェア系の資格も、演習で触れる機能が自社にないため後回しにします。

評価制度に資格の取得数を入れることも勧めません。取りやすい資格の数が増えるだけで運用の力とは結びつかず、13か月で期限が切れる資格の更新を管理する手間が残ります。自社の設定を決められる人が社内にいない状態で担当者に資格だけを取らせても、設定の方針は決まりません。その場合は、設計を外部の支援者と決める期間と、社内の担当者が引き継ぐ期間を分けて計画します。社内の工数がどれだけ足りないかは、HubSpot運用の業務別の工数の目安から見積もれます。担当者に任せる範囲と育成の順番を決めかねているなら、社内に残す設定と受けさせる資格の組み立てを相談いただけます。

外注先を選ぶとき、資格は足切りに使い、実装経験は質問で確かめる

外注先の担当者が認定資格を持っているかは、HubSpotの基本的な操作を一度確かめた人かどうかの足切りにだけ使います。自社の案件を任せられるかは、似た案件で何を設計し、何を作らなかったかを質問して、答えの具体性で判断します。

提案書に「HubSpot認定資格保有者◯名」と書かれていても、その人数は、自社の案件に誰がつくかを示していません。認定資格は個人に出るもので、無料で、受験回数の上限もありません。資格の数が多い会社ほど実装がうまい、とは言い切れないため、商談の場で担当者本人に、似た案件で何をしたかを聞きます。聞く内容と、答えの読み方は次のとおりです。

質問具体的な答えの例曖昧な答えのサイン
資格を持っている方が、当社の設定を実際に担当しますか担当者の名前と、持っている資格、関わる範囲を答える「社内に有資格者が多数いるので安心です」で終わる
その資格はいつ取得し、いつ更新しましたか認定証の画面や印刷用の認定証で、名前と有効期限を見せる取得した年しか分からない
似た規模の会社で、ライフサイクルステージをどの出来事で区切りましたか営業のどの行動を境にしたか、その会社でそうした理由を話すHubSpotの標準のステージ名を読み上げるだけ
作らなかったプロパティやワークフローの例はありますか作らなかった理由と、代わりにどう運用したかを話す「必要なものはすべて作ります」と答える
既存のポータルを引き継いだとき、最初に直した設定は何ですか重複データ、使われていないワークフロー、権限など、直した順番と理由を話す一般的な失敗例の話に移る
納品物に、設定の理由の記録は含まれますか設定の一覧と理由を、社内で更新できる形で渡すと答える操作の手順書だけを渡す

質問を投げたときに、担当者がその場で自分の案件の話をするか、会社の実績の数字に話を戻すかで、実装に手を動かしてきた人かどうかが分かります。外注先の種類ごとに頼める範囲の違いは、HubSpot運用代行に頼める業務と社内の分担表と照らし合わせると、提案の範囲が自社の頼みたい業務とずれていないかを確かめられます。

資格が少なくても任せてよい場合と、多くても任せない場合

担当者が持つ資格が少なくても、過去の案件の設定一覧や、引き継ぎに使った記録を、相手の会社名を伏せた形で見せられるなら、実装の経験は資格より確かに分かります。少人数の支援会社やフリーランスで、資格の更新を続けていない人でも、この記録を見せられるなら候補から外しません。

反対に、会社として資格の人数やパートナーのティアを示していても、自社の案件の担当者が決まっていない、担当者が商談に出てこない、という場合は、契約の前に担当者と話す機会を求めます。担当者と話せないまま契約すると、設計の判断を誰がしているのかが分からないまま運用が始まります。

履歴書と職務経歴書には、正式名称と取得年月に加えて、使った機能と変わったことを書く

履歴書の資格欄には、認定証に表示される正式名称と取得年月を書き、有効期限が切れた資格は資格欄から外します。採用する側が見るのは資格名より職務経歴書の中身なので、どのハブのどの機能で何を設定し、何が変わったかを並べます。

資格欄の書き方は、他の資格と同じく「年月 資格名 取得」の形で足ります。たとえば「2026年6月 HubSpotマーケティングソフトウェア認定資格 取得」のように書きます。資格名は、認定コースの名前ではなく認定証に表示される名称をそのまま写します。更新した資格は、直近に取り直した年月を書きます。

状況書き方
有効期限内の資格資格欄に正式名称と取得年月を書く
有効期限が切れた資格資格欄には書かず、職務経歴書に学習の経歴として書くか、応募前に更新する
担当業務と関係の薄い資格数を並べず、応募する仕事に関係する1〜2つに絞る
会社のメールアドレスで取った資格退職前に個人のアドレスへ移し、手元で認定証を見られる状態にしておく

会社のメールアドレスで取った資格は、退職してそのアドレスにログインできなくなると、自分で認定証を開けなくなります。HubSpotアカデミーでは、両方のアドレスにアクセスできる間であれば資格を別のアドレスへ移せるため、退職が決まったら最終出社日より前に移します。これから受ける場合は、会社の費用や時間で受けるのか、個人の学習として受けるのかを上司と話し、どちらのアドレスで取るかを決めてから登録します。

職務経歴書では、資格名の横に、実務で使った機能と変わったことを書きます。「HubSpotマーケティングソフトウェア認定資格を取得」だけでなく、「フォームとワークフローを設定し、問い合わせから営業への通知までの手作業をなくした」のように書くと、採用する側は面接で設定の理由を聞けます。採用する側に立つときも同じで、資格欄を見たら、面接では「その資格で学んだことを、前の会社の設定にどう当てはめたか」を聞きます。

まとめ

HubSpot認定資格は、HubSpotアカデミーの認定コースを受講して試験に合格した個人に出る無料の認定で、示せるのは試験範囲の知識です。有効期限は資格によって13か月か25か月で(2026年9月時点)、更新すると再取得した日から数え直されます。日本語で受けられる資格は複数ありますが、英語版と同じ一覧ではありません。

社内で運用担当を育てるなら、担当業務に合う資格を1つずつ受けさせ、自社のポータルで同じ設定を作らせ、その理由をレビューするところまでを研修にします。入力だけの担当者や、契約していないハブの資格は後回しにします。外注先を選ぶときは、資格の有無を足切りにとどめ、担当者本人に、似た案件で何を設計し何を作らなかったかを聞きます。

次にやることは、社内の担当者ごとに、これから半年で触る機能を書き出し、その範囲に対応する資格を1つずつ割り当てることです。

無料相談

HubSpotの運用担当を社内で育てる順番と、外注先に確かめる質問を一緒に決めます

「担当者が資格を取ったのに設定の方針が決まらない」「外注先の資格の数をどう評価すればよいか分からない」「社内に何を残して何を任せるかを決めたい」。Ampelは外部CMOとして、自社のHubSpotで決めるべき設定の方針を整理し、担当者に受けさせる資格と社内研修の組み方、外注先との役割分担までを支援します。

よくある質問

HubSpotの認定資格は無料ですか?
無料です(2026年9月時点)。HubSpotアカデミーの認定コースは受講も試験も費用がかからず、HubSpotのアカウントでログインして受けます。ソフトウェア系の資格は、そのハブを使っている人を想定した内容なので、自社で契約しているハブの資格から受けます。
HubSpot認定資格の有効期限はどれくらいですか?
資格によって13か月または25か月です(2026年9月時点)。HubSpotの製品・ソフトウェア系の資格が13か月、インバウンドマーケティングなどそれ以外が25か月で、更新すると再取得した日から新しい期限が始まります。
HubSpotのマーケティングの資格はどれから受ければよいですか?
Marketing Hubを毎日触る担当者なら、HubSpotマーケティングソフトウェア認定コースから受けます。営業から異動したばかりなどで用語になじみがない場合は、インバウンド認定コースを先にします。
HubSpot認定資格は履歴書に書けますか?
書けます。資格欄に認定証に表示される正式名称と取得年月を書き、有効期限が切れた資格は資格欄から外します。職務経歴書には、その資格で学んだ機能を実務でどう設定し、何が変わったかを添えます。
HubSpotの研修は社内でどう組めばよいですか?
週1回の定例に組み込み、担当者がその週に受講した範囲の設定を自社のポータルで1つ作り、次の定例で設定の理由と作らなかったものを説明する形にします。聞く側は操作の正しさより、理由が自社の決めごとに沿っているかを確かめ、説明した内容を記録に残します。

BtoBマーケティングの戦略設計から施策実行、運用定着までを一気通貫で支援します。